歯の再石灰化でむし歯予防!その仕組みとは|神戸北区きずな歯科

【患者様向け】

「むし歯になりかけているけど、削らずに治すことはできないの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?実は、歯には自らを修復する力=再石灰化(さいせっかいか)が備わっています。

再石灰化を正しく理解し、日々の生活でその力を引き出すことで、初期のむし歯を進行させずに健康な歯を保つことができます。

この記事で分かること
  • 歯の再石灰化の仕組み
  • 生活習慣でできる工夫・フッ素によるサポート方法

再石灰化とは?歯を自然に「修復」する力

再石灰化と脱灰の違いをやさしく解説

脱灰」とは、食事や間食をすると、お口の中では細菌(プラーク)が糖を分解し、酸をつくり出し、この酸が歯のエナメル質を溶かす状態。

再石灰化」は、唾液中のカルシウムやリンなどのミネラルが再び歯に取り込まれ、修復していく現象です。つまり、脱灰と再石灰化は常に口の中で繰り返されており、脱灰が多いとむし歯が進行し、再石灰化が上回れば歯は元の健康な状態へ戻ることができます。

この自然のメカニズムを理解しておくことで、「削らずに守る予防ケア」が実現できるのです。

唾液のはたらきと口の中の「pHバランス」

再石灰化を支えている最大の味方が「唾液」です。

唾液には、歯の表面を洗い流す自浄作用と、酸を中和してお口の環境を整える緩衝作用があります。健康な状態では、お口の中はほぼ中性(pH7)に保たれています。しかし、食事のたびに酸性(pH5.5以下)へと傾き、エナメル質が溶けやすくなります。その後、唾液が働いて中性に戻すまでの時間を「ステファンカーブ」と呼びます。

ステファンカーブについて

  • 食事後に酸性に傾いたとしても、中性へと戻り再石灰化する時間がしっかり確保できているため、虫歯になりにくい状態です。
  • 唾液の作用が効く前に間食があるため再石灰化の時間が確保できず、酸性に傾く時間が長いので虫歯になりやすい状態です。

このpHバランスの回復が遅れると、再石灰化のチャンスを逃してしまい、むし歯のリスクが高まります。水分不足やストレス、口呼吸などで唾液が減ると、脱灰が進みやすくなるため注意が必要です。

再石灰化を助けるミネラル(カルシウム・リン)の役割

歯の表面(エナメル質)は、主にカルシウムとリンと呼ばれるミネラルからできています。
脱灰によってこれらの成分が失われると、表面が白く濁ったように見える「初期むし歯(ホワイトスポット)」になります。この段階であれば、まだ削らずに再石灰化で修復できる可能性があります。

唾液中にはカルシウムやリンが含まれており、それらがエナメル質に再び取り込まれることで歯が強くなるのです。

特に、フッ素カルシウムが結びつくと「フルオロアパタイト」という強固な結晶構造をつくり、酸に溶けにくくなります。そのため、フッ素入り歯みがき剤フッ素塗布が、再石灰化を促進する有効な手段とされています。

むし歯ができる仕組みと再石灰化の関係

むし歯は、突然できるわけではありません。まず脱灰が始まり、再石灰化の力がそれに追いつかなくなったときに、歯の表面が崩れ始めます。初期の段階では痛みもなく、見た目の変化もわずかなので気づかれにくいのが特徴です。

しかし、この時期こそが「むし歯を止められるチャンス」です。再石灰化がうまく進めば、削らずに自然修復が可能です。そのためには、食事のタイミングや唾液量、フッ素ケアが重要になります。

「神戸市北区八多町のきずな歯科」では、患者さまの生活習慣やリスクに合わせて、再石灰化を最大限サポートする予防プログラムをご提案しています。

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プラーク中の酸が歯を溶かす「脱灰」のメカニズム

初期むし歯(白濁)の段階なら治せる可能性も

歯の表面に「白い濁り(ホワイトスポット)」が見えることがあります。
これは、エナメル質の内部でミネラルが失われている初期むし歯のサインです。

まだ穴があいていないこの段階であれば、再石灰化による自然修復が期待できます。
▼たとえば、以下のようなケアが有効です。

  • フッ素配合の歯みがき剤を使う
  • 唾液を増やすためによく噛む
  • 甘い飲み物・おやつを控える
  • 定期的に歯科医院でフッ素塗布を受ける

神戸市北区八多町のきずな歯科では、こうした初期むし歯の段階での再石灰化サポートを重視しています。定期検診で早期発見・早期ケアを行うことで、「削らない治療」を実現することができます。

食事の間隔と「だらだら食べ」に注意

口の中が酸性に傾く時間が長いほど、脱灰が進みやすくなります。
食後にガムを噛む、キシリトールを取り入れることで再石灰化をサポートできます。日常的に摂取する飲み物を無糖のお茶に変えるだけでも、歯の修復力は大きく変わります。

フッ素の力で再石灰化を強化しよう

フッ素はエナメル質の再石灰化を促し、酸に強い「フルオロアパタイト」を作ります。
これにより、歯が溶けにくくなるとともに、細菌の活動も抑制します。

年齢・目的フッ素濃度の目安(ppm)使用のポイント
幼児(~6歳)500〜1,000ppm少量を使用し、飲み込まないように注意
小学生以上1,000〜1,450ppm毎食後または1日2回の使用がおすすめ
成人1,450ppm前後ブラッシング後、すすぎは1回でOK
高リスク者(むし歯多発)1,500ppm以上(医療機関専売)専用ジェルや洗口液で夜の使用を推奨

きずな歯科で行う「フッ素塗布」と再石灰化サポート

きずな歯科で行う「フッ素塗布」の流れと効果

神戸市北区八多町のきずな歯科では、定期検診時にフッ素塗布を実施。歯の表面を清掃後、高濃度フッ素を塗布し、歯質を強化します。3〜6か月に一度の塗布で再石灰化効果を高め、むし歯を予防します。

再石灰化を助ける歯みがきのタイミング

食後すぐではなく、30分経ってからの歯みがきが効果的です。唾液の緩衝作用が働いた後に磨くことで、再石灰化を妨げずにプラークを除去できます。また、歯磨き後のうがいは、少量(約15ml)の水で1回だけ軽くゆすぐのが理想的です。

神戸市北区八多町のきずな歯科でできるむし歯予防

鹿の子台小学校・グリーンガーデンモール北神戸近くで通いやすい立地

神戸市立鹿の子台小学校・グリーンガーデンモール北神戸のすぐ近くに位置し、駐車場完備・土曜診療対応で、家族全員が通いやすい環境を整えています。子どもから大人まで、年代に応じた予防歯科を提供。“治すための歯医者”ではなく、“守るための歯医者”として地域に根ざした医療を続けています。

まとめ

むし歯は「削って治す時代」から、「守って防ぐ時代」へ。再石灰化の仕組みを理解すれば、あなた自身の力で歯を健康に保つことができます。毎日のフッ素ケアや唾液を増やす工夫、そして定期検診を重ねることで、むし歯のリスクをぐっと減らすことができるのです。

神戸市北区八多町にあるきずな歯科では、再石灰化を重視した予防プログラムを行い、「できるだけ削らない」「できるだけ痛くない」治療を大切にしています。お子さまからご年配の方まで、家族みんなが安心して通える環境を整え、フッ素塗布・クリーニング・生活指導を組み合わせて、むし歯の再発を防ぎます。

👉きずな歯科ホームページはこちらから!

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